お茶ことわざ集1
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2017-12-27
お茶は昔から日本人に愛されています。
ですから、お茶に関することわざもたくさん存在しています。
そんなお茶ことわざをご紹介していきましょう。
目次
■朝茶に別れるな
朝いただくお茶は、今日一日の災いから守ってくれるものと言われていることから「朝一杯のお茶を忘れることなく飲め」という意味があります。
飲み忘れると縁起が悪いとも言われています。
■朝茶は七里帰っても飲め
朝茶とは、朝に飲むお茶朝にお茶を飲む習慣のこと。
朝のお茶は災難よけなので、飲むのを忘れて旅に出たら、たとえ七里の道を帰ってでも必ず飲むべきだという意味の言葉です。
■お茶の子さいさい
「お茶の子」とは、お茶に添えて出されるお菓子のこと。
「さいさい」は、はやし言葉です。
お茶の子がお腹にたまらない物であることから、お手軽・簡単な様子を表します
■鬼も十八、番茶も出花
鬼でも年ごろになれば少しは美しく見える。
番茶でもいれたばかりは香りがある器量が悪くても年ごろになれば、少しは娘らしい魅力が出てくるということのたとえです。
■粗茶淡飯(そちゃたんぱん)も飽きぬれば即ち休す
粗茶淡飯(そちゃたんぱん)とは、粗末なお茶と手短な食事のことで、それでも満腹になればそこで終わりにすること。
心安らかに生きていくための心構えを説いたものです。
■濃い茶目の毒気(どくき)の薬
濃い茶を飲むと興奮して睡眠の妨げになってしまうものの、一方で気持ちはスッキリすることを指します。
お茶に含まれるカフェイン成分が刺激となって、このような作用をもたらします。
■小娘と茶袋
「小娘」は若い女の子、「茶袋」は茶葉を入れて煎じるために使う袋のことで、どちらもあっという間に色気づくという意味から、このような言葉が生まれました。
■酒は酒屋に、茶は茶屋に
その道のことは、専門家に任せるのが一番だということの例え。
能力や適性に応じたプロに任せれば、間違いないという時に用います。
■湿り茶臼に鮨(すし)の押し
抹茶を挽く時に使う石臼は、湿ると挽きが重くなります。
また、なれ鮨(すし)用の重しは重い物。
これらのことから、重い物の例えとして用いられます。
■粗茶淡飯(そちゃたんぱん)も飽きぬれば即ち休す
粗茶淡飯(そちゃたんぱん)とは、粗末なお茶と手短な食事のことで、それでも満腹になればそこで終わりにすること。
心安らかに生きていくための心構えを説いたものです。
■袖引き煙草(そでひきたばこ)に押し付け茶
「袖引き煙草」も「押し付け茶」も、どちらも無理強いをすることの例えです。
相手の都合も考えないでもてなすという行為は、かえって迷惑につながるという意味をもっています。
■茶々をいれる
誰かが話しているところに割り入って邪魔をしたり、ひやかしたりすること。
悪気があってすることではなく、冗談でからかうことを指す時に用います。
■茶に浮かされた癇癪持ち(かんしゃくもち)
人を裏切っては何度も寝返ったり、あちらこちらに心移りすることを洒落て言ったもの。
癇癪(かんしゃく)もちの人がお茶にのぼせてしまい、寝苦しく何度も寝返りを打つことが語源です。
■まとめ
お茶に関することわざは数多く存在しています。
それだけたくさんの人に緑茶が愛され、そして日々の生活にも欠かせない存在だったということですね。
まだまだご紹介していきますので、お楽しみに!